マノア歯科クリニック

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下顎6番MM根

いよいよ秋っぽくなってきましたね!だんだんと気温が低くなってきていますが体調管理に十分気をつけてください。

今日はなかなか珍しい症例について書きます。

難しく少し長い話にはなりますが、ふ~ん、そんなのもあるんだぁ。位に流して読んで下さい。

歯医者をやっていると避けて通れない神経の治療。

避けては通れないがこれがなかなか難しいのです。きちんとした治療を行うには技術と経験と知識が物をいいます。

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これはマイクロスコープ(大きな顕微鏡)を使って神経を取っている処置の最中の写真ですが、この写真を見てみると黒い穴が見えにくいですが左上には2つ、右下にはっきりとした穴が3つ見えると思います。

一体この穴は何なのかというと神経が入っている部屋の入口です。

通常ここの歯は神経の部屋の数が3~4つですが、希に5つ目の部屋(Middle Mesial)が存在することがあるんです。

出現率は文献によっても違いはありますが、0.5~1%と言われています。

そしてこの5つ目の部屋の入口の細さは髪の毛の先端位しかないため、肉眼で確認することはほぼ不可能に近く、何も処置が行われていないのが実際です。ですが、この5つ目の部屋の治療をしないと、数年後に再感染が起きてくるのです。

そして再治療を行ったとしてもこの部屋が確認出来なければいつまでも治らない状態が続き、最悪の場合歯を抜かなければならなくなってしまいます。

これを読んでいる方でいつまでたっても神経の治療が終わらない、または歯を抜くことになってしまった経験がある方も多いのではないかと思います。

もちろん歯を失ってしまう原因はこれだけではありませんが、拡大鏡またはマイクロスコープを使うことによって分かってくるものは多く、結果として歯を残すことができるのです。

当院では通常使われているものよりも高倍率の拡大鏡や、保険内でも症例に応じてマイクロスコープを使った診療を行っています。

神経治療をしてもなかなか治らない方、歯を抜かなければならないと診断された方、是非一度相談だけでもお待ちしております。

院長

 

 

 

 

 

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