歯に対する知識が無い患者様に対してできる限り分かりやすい説明をするように心がけていますが、これがなかなか難しいもので日々試行錯誤しています。
分かりやすい説明のためにはレントゲン写真だけで説明する方法ではやはり限界があります。
そこで、まずは自分の口の中がどのような状態なのかを視覚的に見て頂くのが一番だと考え、マノア歯科クリニックでは三種の神器(勝手にそう言ってるだけですがσ(^_^;))を使用しています。
☆其の一(お口の健康手帳)
これは検診後患者様に説明するときにお口の全体の状態を把握して頂くために使用しているツールで、どこに虫歯や歯周病があるのか、それがどんな状態なのかが視覚的に分かるようになっています。
もちろん診療後にお持ち帰り頂いています。
☆其の二 (口腔内カメラ)
お口の中は前歯は自分で見ることができても奥歯はなかなか見ることができません。
上の歯の奥歯なんていったら尚更ですよね。
虫歯があります。と言われて見えない部分をガリガリ削られるほど怖いものはありません。そこでこの口腔内カメラを使用して実際の虫歯の箇所を写真撮影をして見て頂くことで虫歯の大きさや広がりを理解して頂くことができます。
☆其の三 (ブラックボード)
これは主に根の治療の時に重宝しているもので、先ほどの口腔内カメラでは患者様は根の状態が分かりません。
そこで、レントゲン写真も併用しながら絵を描いて何故虫歯だけでなく神経の治療をしなけれはいけないのか、骨の中で一体何が起きているのかを理解して頂くようにしています。
以上が三種の神器。
治療法は歯科医師だけではなく、患者様と一緒に考えてやっていかなければいけません。
何故ならお口の中は患者様自身が使うものであり、決して他人事ではないからです。
今年も残りあと僅かですが、スタッフ一同患者様のお口の健康のために少しでも力になれるようこれからも全力で治療やサポートに望んでいきますのでよろしくお願い致します。